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「空気」の研究 |山本 七平

「空気」の研究
「空気」の研究
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山本 七平
文芸春秋 (1983/01)
売り上げランキング: 1,280
おすすめ度の平均: 4.64
5 正しいことが、実は正しくないことを考える習慣の欠如
3 ちょっと粗雑な感じ
5 著者の代表作の一つ


明治の人間の方が、戦後の人間より欧米人と話が通じたといわれるのも、各々が自分の原理を明確に意識していたからだろう。
もちろんその原理の内容は欧米と同じではない。しかし、「なるほど、それがお前の原理か、しかし私の原理はそうでなく、こうなのだ」といえたことは否定できない。と同時にそれは、自己の原理を自由意志に基づいて破棄し、他の原理を自ら採択することを可能にしていた。


●昔、一揆を起こすとき、その団結を示すものとして一揆契状(約束事を書き、円を描いて、その外円に各人が署名したもの)を作ったといいます。


●これを聞いて思い出すのは、ソニーの設立趣意書、松下七精神、財閥の家訓などです。


●どうもうまくいっていたところには原則があり、周知されていた。それだけではないのでしょうが、原則がその一因である、そういう気がしてなりません。


空気の研究」 山本 七平


【山本七平の経歴】
1921年生まれ。

青山学院高商学部卒。戦時中は、砲兵少尉としてフィリピン戦線を転戦。

戦後1956年、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携わる。

1970年、イザヤ・ベンダサン著『日本人とユダヤ人』が山本書店より発売される。なお、イザヤ・ベンダサンは山本七平本人である。

1991年死去。


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